宇宙半導体の夜明けへ

宇宙半導体の夜明けへ

BEAM Technologiesは、理化学研究所発スタートアップとして独自のバンドエンジニアリング技術を軸に、化合物半導体AlGaN(窒化アルミニウムガリウム)において世界最高水準の出力を実現してきました。
現在は、その結晶成長技術を応用し、AlGaNに限らず、地球の重力下では製造が困難な多様な化合物半導体の超高品質結晶を宇宙の微小重力環境で製造するプラットフォームの構築に取り組んでいます。

SCIENCE OF MICROGRAVITY

対流画像

対流を抑え、沈降と浮力の影響を低減する。

地上での結晶成長は、重力に起因する熱対流が組成の不均一や欠陥を生じさせるという根本的な課題を抱えております。一方、宇宙の微小重力環境ではこれらの影響が大幅に低減され、結晶成長をより理想に近い条件へと近づけることが可能となります。

✓結晶欠陥の低減
対流による融液の乱れを抑制することで、化合物半導体の特性を左右する結晶欠陥(転位)の低減が期待されます。

✓高純度な化合物形成
安定した拡散環境のもとで不純物の取り込みや偏析を抑制し、均質かつ高純度な結晶の実現を目指します。

✓材料本来の性能へ
結晶品質の向上を通じて、欠陥に起因する性能の劣化を抑え、材料が本来有する性能をより引き出すことを目指します。

CHALLENGES

半導体製造に、新たな選択肢を。

地上のものづくりが従来から抱えてきた、重力に起因する対流や偏析という品質上の課題。
宇宙の微小重力環境は、その根本要因を大きく抑制します。
私たちは、地上では到達が難しい品質の半導体を、宇宙において製造することを目指しております。
国際宇宙ステーションでの実証を経て、自律飛行型の製造プラットフォームへと展開してまいります。
地上の制約を越えるこの半導体製造技術を、日本から世界へ届けてまいります。

TECHNOLOGY

宇宙製造プラットフォーム

宇宙空間における製造プロセスの開発に取り組み、独自の製造技術の確立を進めております。

半導体設計技術

化合物半導体の特性を引き出すための、独自のバンドエンジニアリング技術を有しております。

独自の技術基盤

理化学研究所をはじめとする研究機関との連携を通じて蓄積した技術的知見と、宇宙・半導体の双方に精通したチームを擁しております。

SOLUTION

AI・データセンターの電力課題

膨大なデータ通信に伴い電力消費が急増するAIデータセンターにおいて、化合物半導体を用いた高速・低消費電力の光通信デバイスは、その電力課題の解決に貢献いたします。

次世代通信の基盤

高速大容量化が進む次世代通信は、電波(高周波)と光(光通信)の双方で性能上の課題に直面しております。化合物半導体はその両領域を高い効率でカバーし、5G/6G時代の通信インフラを支えます。

脱炭素社会の加速

EVのモーター駆動から再生可能エネルギーの電力変換に至るまで、化合物半導体はシリコンを上回る効率で電力損失を抑制し、脱炭素社会への移行を支えます。

TEAM

飯村一樹 2

飯村 一樹

代表取締役CEO

理化学研究所「ウイルス不活化LEDシステム研究チーム」チームリーダー(PI)を2022年から2025年まで務め、その技術の社会実装を目指して当社を設立した。日本大学卒業後、スタートアップ勤務時に東証マザーズ上場を経験し、戦略投資部門責任者として事業を牽引。その後、複数のベンチャー企業を立ち上げる。2017年にJAXA宇宙探査イノベーションハブに採択されたのを機に紫外線LED研究を開始。同ハブでは「宇宙ウイルス・除去システム」開発にも従事。確かなビジネス実績とディープテックへの知見を武器に、宇宙製造ビジネスを強力に牽引する。

Yuri Itokazu, Dr. Eng.

糸数 雄吏, Dr.Eng.

取締役 CTO & CRO

理化学研究所のリサーチアソシエイトとして、深紫外発光デバイスの高効率化やレーザー技術の研究に従事。2022年に世界記録を達成した理研のFar-UVC LEDの研究に携わり、深紫外光源技術の発展に貢献した。その経験と知見を活かし、2023年より当社取締役CTO兼CROに就任。原子レベルで構造を制御するバンドエンジニアリング技術を軸に、半導体設計・技術開発の中核を担っている。埼玉大学大学院修了。

Kyoichi Kinoshita, Dr. Sc.

木下 恭一, Dr.Sc.

技術統括ディレクター

日本電信電話公社(現NTT)を経て、宇宙開発事業団(現JAXA)招聘研究員や宇宙科学研究所主幹研究員などを歴任。長年にわたり、宇宙環境を活用した半導体の結晶成長や材料開発の研究に従事。「ふわっと92」や小型ロケット、国際宇宙ステーション(ISS)での結晶成長実験など、数多くの宇宙プロジェクトを主導した。その功績から、日本結晶成長学会や日本マイクログラビティ応用学会などから論文賞を受賞。当社の宇宙製造技術を牽引する。早稲田大学大学院修了。

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Muhammad Abdul Aziz Al Mujahid, Ph.D.

専任研究員

物理モデリングと統計解析を基盤に、実データに基づく数値シミュレーションを専門とする。C、R・Pythonを駆使した数値計算・データ処理に高い実装力を持ち、質的調査と定量分析を統合した最適化研究で実績を重ねてきた。東京大学大学院在学中にインターンとして当社に参画し、そのまま入社。当社では、流体力学(CFD)解析の知見とAI・データ解析技術を融合させ、微小重力環境における結晶成長プロセスの軌道上シミュレーション構築を担う。課題発見から実装・検証までを一貫して自走できる推進力を武器に、数値解析の側面から当社の宇宙製造技術を支える。パジャジャラン大学(インドネシア)理学部物理学科卒業、東京大学大学院修了。

MESSAGE

「重力の外側に、答えがある」

message

18世紀、英国において溶融した鉛を落下させ真球状の弾丸を製造した手法は、微小重力を利用したものづくりの先駆けでありました。
そして現在、私たちが挑むのは「微小重力による半導体プロセス」です。
これまでのものづくりは、重力との向き合いの連続でした。地上の結晶育成において、重力に起因する熱対流や原子の偏析、格子欠陥は、高品質化を阻む大きな要因となっております。
宇宙産業が「軌道上の利用」へと移行しつつある今、私たちは微小重力環境を活用し、対流を抑制した浮遊状態での制御によって、半導体製造に新たな可能性をもたらしてまいります。
これは、各領域の専門家が結集して初めて成し得る挑戦です。私たちは、過度な発信を控えております。語るべきは成果であると考えるからです。その静けさの内側で、未来の産業を変えていく挑戦が、日々着実に進んでおります。

Kazuki Iimura

CEO & Founder, BEAM Technologies

COMPANY

会社名 株式会社BEAM Technologies
所在地
(本 社) 東京都千代田区二番町9番地3
(研究室) 埼玉県和光市南2-3-13 和光理研インキュベーションプラザ108
代表者
代表取締役 飯村 一樹
設立
2022年3月
事業内容
宇宙空間を利用した半導体製造プラットフォーム事業
株主
経営陣、UntroD Capital Japan、東京理科大学イノベーション・キャピタル、
PE&HR(埼玉りそな創業応援投資事業有限責任組合)、DG Daiwa Ventures、
ごうぎんキャピタル、浜松ホトニクス・コーポレート・ベンチャー・キャピタル、
シンニチ工業、Midtowm Frontier Fund、個人

会社名

株式会社BEAM Technologies

所在地

(本 社) 東京都千代田区二番町9番地3
(研究室) 埼玉県和光市南2-3-13 和光理研インキュベーションプラザ108

代表者

代表取締役 飯村 一樹

設立

2022年3月

事業内容

宇宙空間を利用した半導体製造プラットフォーム事業

株主

経営陣、UntroD Capital Japan、東京理科大学イノベーション・キャピタル、
PE&HR(埼玉りそな創業応援投資事業有限責任組合)、DG Daiwa Ventures、
ごうぎんキャピタル、浜松ホトニクス・コーポレート・ベンチャー・キャピタル、
シンニチ工業、Midtowm Frontier Fund、個人

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